鹿児島県遊技業協同組合(山室克己理事長、以下「県遊協」という。)では、去る5月28日(火)、城山ホテル鹿児島において、鹿児島県警察本部山下澄人生活安全部長らを来賓にお招きし、2019度通常総会を開催しました。
冒頭、令和への改元を機に平成年間に亡くなられた組合員や関係者の御冥福を祈り、参加者全員による黙祷をささげました。
理事長からは、いわゆるカジノ法案の議論、成立等を踏まえた平成30年2月の規則改正等に伴う業界を取り巻く厳しい環境の中で、依存問題や受動喫煙防止対策など、業界に降り注ぐ多くの課題に対し組合員が一丸となってこの難局を乗り切っていきたい旨の挨拶があり、来賓の祝辞や祝電の披露がありました。
議事では、パチンコ・パチスロ依存問題や社会貢献活動への取組状況等、平成30年度事業経過報告や決算関係の報告がなされたほか、「パチンコ・パチスロ依存問題への対応」や「パチンコ・パチスロファンの回復・拡大」等の2019年度重点事業計画や事業予算等が議決されました。
終わりに、総会宣言のほか、「パチンコ・パチスロ依存問題解消のため、業界団体と連携した積極的な取組を推進しよう」、「安心で快適な遊技環境の整備に努め、ファンの拡幅・拡大を推進しよう」、「営業における広告、宣伝等の適正化を徹底し、一層の健全化に向けた取組を推進しよう」など、六つの「総会スローガン」を採択し、終了しました。
なお、総会に併せて「経営者研修会」を開催し、鹿児島税務署記帳指導推進官を講師にお招きし、「消費税の軽減税率制度について」と題して、本年10月に実施予定の消費税率引上げに伴う制度の変更点等について講演していただきました。
理事長あいさつ
鹿児島税務署担当官に よる講演